頼れるふくしまの医療人バックナンバー紹介

頼れるふくしまの医療人バックナンバー 

JA福島厚生連 坂下厚生総合病院
小児科 部長 青木 英子 氏

福島県河沼郡にある唯一の総合病院であるJA福島厚生連坂下厚生総合病院。この病院では「安心と信頼を基本とした思いやりのある保険・医療・福祉の提供」という基本理念のもとに、1958年から地域住民の健康を支え続けてきた。その中で、小児科部長の青木英子氏は患者や患者家族との信頼関係を、患者が乳児期の頃から積み重ね、ときには二世代にわたって受診する親子の健康を守ってきた。周辺地域を含めて常勤の小児科医が少ないという状況の中で、青木先生は患者教育に特に力を入れ、できるだけ患者を軽症で済ませる医療を提供している。「あまり特別なことはしていませんけれども」と青木先生は優しげな笑顔を見せながら控えめに語る。今回青木先生への取材を通して、小児医療における患者教育の予防的意義が見えてきた。[詳細を見る]

公益財団法人寿泉堂綜合病院
歯科口腔外科 部長 小板橋 勉 氏

日本人に比較的頻度が高いといわれる先天性形態異常の一つに口唇・口蓋裂がある。この疾患は成人に至るまで継続した診療が必要となるため、成長にあわせた適切な治療体制や長期的な心のケア等、様々な医療スタッフによるチームを構成してのフォローアップが必要だ。今回は、前号に引き続き寿泉堂綜合病院(郡山市)歯科口腔外科部長の小板橋勉先生に話を伺った。同院は地域における産婦人科の年間分娩件数が非常に多いことから、口唇口蓋裂の診療にも本格的に取り組んでいる。小板橋先生は、診療において「お子さんのケアと同様に親御さんの心のケアを大事に考えながら、それらも含めて治療をしていきたい」と話してくれた。[詳細を見る]

公益財団法人寿泉堂綜合病院
歯科口腔外科 部長 小板橋 勉 氏

地域の歯科診療所から年間平均1,700名の紹介患者さんが来院する寿泉堂綜合病院(郡山市)の歯科口腔外科は、地域の歯科口腔外科二次医療機関として顎、舌、口唇、唾液腺等の口腔内諸疾患(歯科疾患含む)及び先天性疾患を専門とした診療を行っている。今回は、同科部長の小板橋勉先生に口腔がんを中心とした話を伺った。日本人の頭頸部がん(口腔がんは頭頸部がんに含まれる)は全癌腫の5%程度といわれているが、治療となれば口腔という摂食や発音、コミュニケーション等のQOL(Quality of Life)を左右する重要な器官であることから機能障害や整容性の問題が深刻だ。出身地でもある福島県で研鑽を積んだ小板橋先生は「少しでも地域の方々のお役に立ちたい」と地域の歯科医療向上を目指し、大都市の歯科口腔医療に勝るとも劣らない専門的な治療に積極的に取り組んでいる。
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福島県立医科大学 会津医療センター
整形外科・脊椎外科学講座 准教授 岩渕 真澄 氏

2015年、いわゆる「ベビーブーム世代」が65歳以上になり、日本の高齢化率は今後10年でさらなる増加が予想されている。政府の発表した高齢者の外来受診率や有訴者率からみても、高齢者と運動器疾患の関わりは大きい。会津医療センター整形外科・脊椎外科は、県内でも特に高齢化率の高い会津地方において運動器疾患の診療の要になっている。中でも脊椎・脊髄疾患の診療は、評判を聞きつけた患者が、県内だけでなく日本全国からやって来るそうだ。「私たちは、とにかく患者さんのことを第一に考えて、最先端の最高の医療を提供します」会津医療センター整形外科・脊椎外科の岩渕真澄氏はそう語る。[...][詳細を見る]

公立藤田総合病院
副院長 佐藤 昌宏氏

厚生労働省の調査によると、介護が必要となる原因の第1位は脳血管疾患(脳卒中)だ。さらに、原因の第2位は認知症だが、認知症の中には脳血管疾患による障害として発症するものも少なくない。高齢化がさらに進行していくこれからの日本において、脳血管疾患への対策が求められている。そうした中で、公立藤田総合病院の脳神経外科では、「地域包括医療・ケアシステム」の拠点病院として地域との連携を取りながらも24時間体制で地域の救急患者の対応に当たっている。副院長の佐藤昌宏氏はこの地域を担う脳神経外科医として、専門分野である脳血管障害に対する外科的治療はもちろんのこと、非外科的な治療や意識障害患者の初期診断まで、最新の情報インフラを活用しながら行っている。[...][詳細を見る]

一般財団法人大原記念財団 大原綜合病院 小児科
主任部長 鈴木 重雄氏

県内では今、医師不足等の問題から住民が近隣の医療機関で適切な医療を享受できる体制の整備が難しい地域もある。そのような中で県北地域唯一となる小児単独の病棟を構え、各専門医による診療体制のもと地域の小児医療を牽引している一般財団法人大原記念財団大原綜合病院小児科を取材し、主任部長である鈴木重雄氏に話を伺った。鈴木先生は一般小児科、小児腎臓病、アレルギー、内分泌などを専門としているが、今回は主に小児腎臓病についての話を伺った。鈴木先生は、地域住民が安心して小児医療を受けられるように他病院、診療所等との連携をしっかり図り、今後も地域に必要な医療提供を行うための体系を維持していきたいと話してくれた。[詳細を見る]

公立藤田総合病院 院長 堀川 哲男氏

県内の総合病院の中でも最北に位置する公立藤田総合病院は、1市2町の構成市町(伊達市、国見町、桑折町)を中心に、一般診療所の少ないこの地域の医療を支えている国民健康保険診療施設(以下:国保直診)(※1)だ。全国国民健康保険診療施設協議会によると、国保直診は、医療に加えて保健(健康づくり)、介護、福祉サービスまでを総合的、一体的に提供する「地域包括医療・ケアシステム」の拠点として活動することを目標としている。藤田総合病院の病院長を務める堀川哲男氏はこの目標に向かって、ネットワークシステムによる情報共有を始めとした地域での連携体制の強化を進めるなどの取り組みを通し、「地域包括医療・ケアシステム」の充実を図っている。[...][詳細を見る]

いわき市立総合磐城共立病院 消化器外科
院長 新谷 史明氏

1966年の14 市町村対等合併により誕生したいわき市において、同年から市立病院として地域に必要な医療を提供し続けてきたいわき市立総合磐城共立病院は、2017年度の新病院開院に向けた準備を進めている。今回は同病院長の新谷史明氏に中核病院としての役割について、また地域の将来を見据えた医療体制についての考えを伺った。取材から同院は、2011年の東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故により甚大な被害を受けながらも、その後着実に治療実績を重ね、更なる成長を目指していることがわかった。[詳細を見る]

公益財団法人寿泉堂綜合病院
リウマチ膠原病内科部長 遠藤平仁氏

膠原病(全身性結合組織病)(※1)に関連する疾患のうち、関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)に対する治療はこの15年余りで大きく変化した。その時代の流れの中で関節リウマチの治療に関わる基礎的な研究から臨床まで幅広く活躍してきた専門医の遠藤平仁先生が、昨年2014年4月に寿泉堂綜合病院リウマチ膠原病内科に着任した。遠藤先生は、「これまでの経験を生かした効果ある最先端診療と情報等を地域に提供したい」という想いから、福島県内各地で医療者向けの講演等も精力的に行っている。[...][詳細を見る]

公益財団法人寿泉堂綜合病院
院長 金澤 正晴氏

近代医療の先駆けとして開業した湯浅医院を起源とする公益財団法人湯浅報恩会 寿泉堂綜合病院は、今年(2015年)の8月で128年の歴史を刻もうとしている。3病院(寿泉堂綜合病院、寿泉堂香久山病院、寿泉堂クリニック)と9施設のネットワークを持つ同院は「患者さん第一主義」を掲げ、長年にわたり地域の医療、介護、福祉を支えてきた。今回は、2009年10月に第九代寿泉堂綜合病院長として就任した金澤正晴氏に話を伺った。[...][詳細を見る]

一般財団法人大原記念財団 大原綜合病院 泌尿器科
主任部長 吉田 純也氏

高齢化に伴い男女ともに増加傾向にある泌尿器科疾患。このうち高齢の男性に発症することが多い前立腺肥大症や前立腺がんは増加の一途をたどっている。今回は、前立腺肥大症や膀胱がんに対する新しい治療法を取り入れ、泌尿器腹腔鏡技術認定また日本内視鏡外科学会技術認定を取得することでより安全な泌尿器腹腔鏡(後腹膜鏡)手術の遂行を目指している一般財団法人大原記念財団大原綜合病院の泌尿器科主任部長の吉田純也氏に話を伺った。[...][詳細を見る]

一般財団法人大原記念財団 大原綜合病院
耳鼻咽喉科・頭頸部顔面外科 副院長 兼 主任部長
鹿野 真人氏

近年日本人の死亡原因の第3位(厚生労働省人口動態統計確定数より)は肺炎となり、そのうち70%が誤嚥性肺炎といわれている。こうした誤嚥性肺炎の増加は、これから迎える超高齢化社会の中でさらに深刻な問題となっていく。今回の取材では、独自の声門閉鎖術(誤嚥防止術)を開発し、今後の社会そして全国に先駆けて新しい医療・介護の形を提案しはじめた一般財団法人大原記念財団大原綜合病院の副院長で耳鼻咽喉科・頭頸部顔面外科の主任部長の鹿野真人先生に話を伺った。[...][詳細を見る]

公立大学法人 福島県立医科大学
会津医療センター漢方医学講座 准教授
鈴木 朋子氏

県立会津総合病院と県立喜多方病院が統合し、福島県立医科大学会津医療センターとして新たに誕生(2013年5月)してから1年が過ぎた。今回は、専門領域に特化した高度な医療の提供を目指し、会津医療センターに設置された専門センターの一つである「漢方医学センター」漢方医学講座准教授の鈴木朋子氏に話を伺った。同漢方医学講座は、「漢方医学(湯液と鍼灸)の再発掘と正しい発展を図る。[...][詳細を見る]